・安国論寺について
安国論寺は、日蓮が鎌倉に移り住んで20年間過ごした場所であり、妙法寺と同じく松葉ヶ谷法難の跡に位置しています。1253年に創建され、日蓮が広めた「題目」南無妙法蓮華経に由来する名前を持ちます。また、彼の著書「立正安国論」が書かれた岩穴(法窟)の側に弟子の日朗によって安国論窟寺が建てられ、後に安国論寺と呼ばれるようになりました。本尊は南無久遠実成本師釈迦牟尼仏で、南面窟や日朗上人荼毘所など、さまざまな史跡が残っています、また、裏山の富士見台からは由比ガ浜海岸を含む市内を一望でき、日蓮が富士山に向け題目を唱えたとされます。
所在地:鎌倉市大町4丁目4−18
アクセス:JR鎌倉駅から徒歩15分
拝観時間:9:00-16:30(月曜は閉門)
拝観料:100円
トイレ:利用可能
URL:https://ankokuronji.org/
秋の紅葉シーズンは参道が銀杏の落ち葉に彩られます

銀杏の落ち葉でできた参道

富士見台からの風景、鎌倉の街と海が見渡せます。空気の澄んでいる日は富士山も見ることができます。

境内は自然に囲まれており、静かな雰囲気を味あえます

日蓮聖人が松葉ヶ谷の法難の際に、白い猿に導かれて逃れ、一夜を過ごしたと伝えられる

境内のサザンカは11月中旬ごろから咲き始め〜12月中旬まで見ることができます

サザンカ(山茶花)は、主に晩秋〜冬(11〜12月頃)に咲くツバキ科の常緑低木です。
白や赤、ピンクなどの花色があり、寒い季節に彩りを添える花木として庭木や生垣によく使われます。

紅葉シーズンには色とりどりの紅葉を見ることができます


山門前の銀杏の落ち葉でできた絨毯

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