鎌倉北西エリア

鎌倉北西エリアには、多くの見どころがあります。
まず、鎌倉五名水の一つでもある銭洗弁財天は、源頼朝が夢でお告げを受けて創建された神社です。銭洗水でお金を洗うと金運が上がるとされており、四方を急峻な崖で囲まれており、入り口は隧道になっています。また、上之水神宮下之水神宮七福神社の3社の境内社もあります。さらに、「願いかなう茄子守」という名物の御守りが売られており、古来から茄子は縁起物とされ、物事を成就するとされています。
佐助稲荷神社は、鎌倉駅の北西の閑静な住宅街の奥に位置し、多くの赤い鳥居が立ち並ぶ幻想的な景観が特徴的です。神社は「出世稲荷」として信仰を集め、出世や成功、また商売繁盛、縁結びなどのご利益があるとされています。白狐が数多く飾られており、静けさも相まって神聖な雰囲気を醸し出しています。
海蔵寺は、臨済宗建長寺派の寺院であり、四季折々の花々で知られています。薬師堂には、薬師如来像などが祀られており、美しい庭園や井戸もあります。春の梅やカイドウ、夏のノウゼンカズラ、秋にはハギが特に有名です。
最後に、北条政子によって創建された寿福寺は、釈迦如来坐像や大きな仁王像が安置されています。現在は、国の史跡に指定されている寿福寺境内を一般公開していませんが、山門から中門まで続く参道を歩くことができます。
鎌倉北西エリアには、神社や寺院をはじめ、自然や伝説に関連するスポットが数多くあります。訪れる際には、それぞれの場所の特徴を把握することで旅がより楽しいものとなるでしょう。

銭洗弁財天 佐助稲荷神社
海蔵寺 寿福寺